2010年03月08日
小沢幹事長にアカデミー審査員特別賞
第82回アカデミー賞の授賞式が7日(日本時間8日)、米ロサンゼルスのコダックシアターで開催され、民守党の小沢一朗幹事長が審査員特別賞を受賞した。
審査員特別賞は、ジャンルを問わず高い演技力を発揮した人物に対して贈られる栄誉ある賞で、黒いオスカー像が贈られる。
小沢氏は、昨年末から今年2月にかけて問題となった政治資金収支報告書に関する虚偽・不記載疑惑で、捜査機関や日本国民を相手に高度な演技を見せたことが受賞に繋がった。
プレゼンターを務めたクエンティン・タランティーノ監督は「彼は素晴らしいパフォーマーだと思う。私の映画にぜひ出てほしい。鳩にキンタマを喰いちぎられるシーンなんかを考えている」などと絶賛した。
日本人の受賞は1992年の金丸元首相以来、17年ぶり(3人目)となるが、小沢氏自身は会場に姿を見せなかった。
小沢氏の事務所は「オスカー像が届いていないのでコメントできない」と話している。
キネマ新報/燕
2010年03月04日
お笑い芸人のリサイクル法制化へ
小沢環境大臣は4日、人気が低下したお笑い芸人が大量に廃棄されている問題に強い懸念を示し、リサイクル義務の法案化を検討する方針を明らかにした。
早ければ今年4月から有識者を招いたワーキンググループを組成し、施策や対象となる芸人の選定に入る。
既に政府内では、芸能事務所への再起用インセンティブの付与や、テレビ・ラジオ番組等への出演枠制定の義務付け等の検討が進められているという。
リサイクル指定芸人としては、ギター侍さん、レイザーラモンさん、ヒロシさんらが有力視されている。
小沢大臣は、ブームの影でお笑い芸人の消費が加速し、地方への不法投棄が各地で頻発している現状を「極めて遺憾」とし、政府による介入が不可欠との見方を示した。
大臣は「誰もが安心してお笑い芸人を目指せる社会こそ、国民の安心と信頼に値する」とも述べ、こうした施策が公共の福祉に繋がるとの見解を強調した。
会見では、記者団からの「エンタの神様終了との関連性は」との質問に小沢大臣が「全く関係がない」と憮然する場面も見られた。
一方で、専門家の間ではリサイクル指定の基準を定めることが困難との見方も出ており、「TVやラジオの出演回数だけでは図れない。舞台やツイッター等で人気の芸人もいる」(大手芸能プロ幹部)。
更には一発屋を売りにする芸風も生き残りが困難となることが予想され、お笑い業界のあり方が大きく影響を受けることは必至と見られている。
目経エンタティメント/燕
2010年03月03日
日本音楽著作物協会 イヤホンの音漏れも課徴金対象へ
日本音楽著作物協会(JASURAC)は3日、イヤホンやヘッドホンの音漏れについても音楽著作権の侵害とみなして管理していく方針を明らかにした。
同協会の菅原瑞穂常務理事は、「携帯音楽プレーヤーの所持者でなくとも音楽を聴くことができるのは大きな問題」と話し、厳格な規制で臨む構えを見せた。
具体的な管理方法としては、JASURACから嘱託を受けた大量の調査員に街頭調査を行わせ、発見次第課徴金を徴収する方式を検討しているという。
既にJASURACのホームページでは調査従事目的と見られる大量の人員募集が行われている。
あまりに厳格すぎるという批判の声もあるが、菅原常務理事は「街中はプライベートな場所ではないことをみなさんに認識してほしい」と理解を求めた。
一方、音楽機器業界では音漏れを防止するイヤホン等の需要が高まるとみて、既に一部の企業の株価が上昇するなどしている。
目経エンタティメント/燕
2010年02月27日
会社員宅に大量の行方不明の靴下
27日、世田谷区に住む会社員(25)の自宅から「靴下の片方が次々と行方不明になっている」との通報があり、世田谷警察署員が家宅捜索を行ったところ、23足分の靴下の片割れが発見され、無事再会を果たした。
世田谷署では、会社員の管理体制に問題があったとみて任意で事情聴取を行っている。
会社員の話によると、ここ数か月間で手持ちの靴下のうち、両足分が揃っているものが5組にまで減少したことから、不審に思い通報したという。
家宅捜索の際、ベッドの下や机と壁の間に取り残されている靴下が続々と発見され、会社員のずさんな管理が浮き彫りに。
会社員は「よく調べなかった。今は反省している。」などと話しているという。
一方、数カ月ぶりにパートナーと再会を果たしたミチコ・ロンドンの黒い靴下(右)さんは「離れ離れになっている間は、身を引き裂かれるような思いがした。もうあんな体験はいやだ」などと涙ながらに語った。
▽靴下の事情に詳しい東応大学の柳井但教授の話
靴下をなくさないためには、洗濯の度に棚卸しするなど地道な努力が大切。
ユニクロで同じ色の靴下しか買わないというのも非常に有効な手段だろう。
首都新報/燕
2010年02月21日
普天間基地 オンライン上に移設へ
鳩山由紀男首相は21日、官邸での記者会見で、在日米軍の普天間基地をオンライン上に移設する方針を明らかにした。
これは日本政府の負担で専用サーバを設置した上で、米軍の戦力を解析したデータを格納し、ユニットとして表示することで基地機能を持たせるというもの。
このサーバは米軍の統合司令部とも接続しており、米国内からサーバ上に配置された戦車や歩兵師団等のユニットが操作可能。
自衛隊や中国の人民解放軍のデータにも対応し、リアルタイムでのオンライン演習が可能となっている。
また、戦闘方式はアクティブタイムバトルを採用し、緊迫感のある戦争シミュレーションが楽しめるという。
鳩山首相は「サーバ費用は年間数百万程度と極めて安価で、国民の皆様に負担をお掛けすることもない」と述べ、民意を重視した選択であることを強調した。
サーバ費用については「米軍からプレイ料金を徴収することで回収する」(首相)方針。
既にサーバの設置に向けて、オンラインゲーム運営に実績のあるカンホー社やメクソン社から顧問を招聘し、検討準備を進めているという。
記者団からは「オンライン上に基地を設置することに、戦略上の意義があるのか」といった質問も飛んだが、鳩山首相は「時代はオンライン。リアルだけでなくネット上の抑止力も必要」と抽象的な返答にとどまった。
在日米軍のエドワーズ空軍中将は「正式交渉の段階ではないのでコメントできない」としながらも「シミュレーションよりFPSがいい」と話している。
毎目新聞/燕