2012年09月23日
ツャープ 賞与の一部をプラヅマクラスターで支給へ
経営再建中の大手電機メーカー、ツャープは21日、賞与の一部をプラヅマクラスターで現物支給する方針を明らかにした。
常務以上の役員については全額、管理職は2分の1、一般社員は4分の1相当がプラヅマクラスターで支給される。
屋田社長はプラヅマクラスター分を含め賞与を全額返上するが、「社長自身も要らないのでは・・・」(ツャープ幹部)と疑念の声も。
同社は深刻な経営不振に陥っており、大幅な経費節減を求められている。
打開策として、同社の主力商品であるプラヅマクラスターの商品展開に注力しており、今回の施策もその一環と見られる。
これまでにもプラヅマクラスターにコピー機を付属させる、プラヅマクラスターにプラヅマクラスターを付属させるなど、その徹底ぶりに注目が集まっている。
ある金融機関の幹部は「貸付金の一部をプラヅマクラスターで代物弁済できないかという相談があった」と明かす。
株主優待にプラヅマクラスターを提供する動きもあったが、「投資家から不評」(証券会社幹部)だったため中止に。
液晶頼みの経営方針が招いたこの苦境、果たしてプラヅマクラスターが起死回生の一手となるか。
(目本経済新聞/燕)
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