2010年03月03日
日本音楽著作物協会 イヤホンの音漏れも課徴金対象へ
日本音楽著作物協会(JASURAC)は3日、イヤホンやヘッドホンの音漏れについても音楽著作権の侵害とみなして管理していく方針を明らかにした。
同協会の菅原瑞穂常務理事は、「携帯音楽プレーヤーの所持者でなくとも音楽を聴くことができるのは大きな問題」と話し、厳格な規制で臨む構えを見せた。
具体的な管理方法としては、JASURACから嘱託を受けた大量の調査員に街頭調査を行わせ、発見次第課徴金を徴収する方式を検討しているという。
既にJASURACのホームページでは調査従事目的と見られる大量の人員募集が行われている。
あまりに厳格すぎるという批判の声もあるが、菅原常務理事は「街中はプライベートな場所ではないことをみなさんに認識してほしい」と理解を求めた。
一方、音楽機器業界では音漏れを防止するイヤホン等の需要が高まるとみて、既に一部の企業の株価が上昇するなどしている。
目経エンタティメント/燕
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