2010年04月
2010年04月28日
オリュンポス十二神 ギリシア情勢へ介入へ
ギリシャの十二神は28日、オリュンポスで会見を開き、ギリシャの経済危機に積極介入する意向を明らかにした。
具体的には、天界の宝物を財源としたギリシャ国債、ギリシャ企業株の買い支えやギリシャ銀行への資本注入に乗り出す。
また、経済支援に留まらず暴動などの恐れに備えて、天闘士を中心とした軍事力派遣や、ゼウス神自身による信託統治も視野に入れた検討を進めているという。
十二神の代表であるゼウス神は「状況によってはこの鉄の時代を滅ぼすことも考えているが、今しばらく猶予を与えたい」と話し、現在の人類に再起を促す姿勢をみせた。
商業・経済を司るヘルメス神らは既にギリシャ銀行との協議に入っており、早ければ5月中旬にも総裁に就任する見通し。
他方、ギリシャはEU加盟国でもあることから、オーディン神やトゥアハ・デ・ダナーン神ら他の欧州神らの間には「愉快ではない」(ヴァルハラ筋)といった反応が広まっており、欧州情勢への影響が懸念される。
BBCC/Swallow Seventeen
2010年04月12日
冬将軍氏 退去に応じず
気象庁は12日、冬将軍氏の退去交渉が難航しており、未だに日本に留まっていることを明らかにした。
櫻井長官によると、冬将軍氏は毎年3月中旬までの契約で日本に滞在することになっており、滞在期間中は気象庁の提供するアパートに住んでいるが、急遽冬将軍氏から滞在延長の申し入れがあった。
気象庁側が謝絶の方針を伝えたところ、時折おでんなどを買うために外出する他はアパートに引きこもり、退去に応じない構えを見せているという。
会見の中で櫻井長官は「誠意をもってお引き取りをお願いしているが、交渉は難航している」と難しい表情で語った。
専門家によれば、冬将軍氏が滞在を延長を申し入れること自体は珍しくないが、4月中旬までの滞在延長は極めて異例だという。
アパートで記者団のインタビューに応じた冬将軍氏は「どや!ワシのお陰で桜が長持ちやで!」などと滞在延長のメリットを訴えたが、一般市民の反応は「早く帰れ」「鬱陶しい」などと冷たいようだ。
今後の退去交渉の行く末が注目される。
東亜目報/燕
2010年04月05日
アルデバランさん左角折られる 聖域の金牛宮
3日午前8時ごろ、ギリシャの十二宮のひとつ金牛宮で、黄金聖闘士のアルデバランさんが左の角を折られ血だらけでうずくまっているのを、巡回する白銀聖闘士の一人が見つけ、110番した。
サンクチュアリ警察は器物損壊及び教皇への叛逆容疑で調べる方針。
サンクチュアリ警察によると、2日午後6時ごろアルデバランさんは教皇庁での勤務を終えて金牛宮に帰宅する姿が目撃されていたが、翌朝白銀聖闘士が新聞を配りに来ると、アルデバランさんが金牛宮の中に座り込み、2メートル四方の血だまりができていたという。
金牛宮はアルデバランさんが一人で守っており、他に聖闘士はいなかった。折れた角は見つかっていない。
治療に当たった黄金聖闘士のムウさんによると、タウラスのゴールドクロスの角は、例え教皇といえども簡単には折れないという。
アルデバランさんは黄道十二宮を守る黄金聖闘士の中でも「黄金の野牛」の異名を持つ実力者で、並ぶ者の無い剛を誇っていた。
ムウさんは「事件後にアルデバランさんと面会したが妙に満足そうであり、特に心配はないようだ。彼が本気を出していたら金牛宮が血の海になっていた」と話している。
日刊サンクチュアリ/燕
参考記事:ヤギ 左右の角2本折られる 千葉の動物飼育場
http://mainichi.jp/select/today/news/20100405k0000e040021000c.html
2010年04月01日
業務時間中に嘘ニュースブログを更新 従業員を減給処分
業務時間中に携帯電話でブログを更新するなど勤務態度に問題があったとして、都内の金融機関が、従業員の男性(25歳)を減給3か月の処分としていたことが分かった。
金融機関によれば、男性は嘘ニュースを配信するブログを運営していたが、4月1日のエイプリルフール用のネタが思いつかなかったため、始業時間ぎりぎりになってから所持するiPhoneで更新作業を始めたという。
男性はスケジュールを確認するそぶりを装いながらアプリによるブログ更新を行っていたが、ツイッター上でブログを更新したことを呟いた時間が始業時間以降だったため、密かにフォローしていた上司に発覚、処分へと繋がった。
男性は「昨晩マルホランド・ドライブを観たせいで、エイプリルフールネタが思い浮かばず焦っていた。しかも大して面白い記事も書けず、反省している」などと話している。
ネットの嘘ニュースに詳しいある有名ブロガーは「エイプリルフールには特別面白い嘘を付かなければ、というプレッシャーが辛かったのではないか。嘘ニュース界は虚構新聞が圧倒的な強さを見せており、ツイッターなどブログ以外のメディアも存在感を増す中で、弱小嘘ニュースブログは存在への危機感があっても不思議ではない」と話す。
業務時間中のブログ更新による戒告処分は過去に例があるが、減給処分は今回が初めてのケース。
目本経済新聞/燕
本当は業務開始2分前に間に合いましたよ!
肖像権侵害で女児が父親を提訴
訴えの内容によれば、父親は女児の寝顔を無断で撮影し、携帯電話の待ち受け画面にしたうえ、会社の同僚に見せびらかすなどしたという。会見に応じた女児は「よく知らない人に顔を知られたかと思うとぞっとする。同僚にロリコンがいたらどうするのか」などと話し、父親と全面対決する姿勢をみせた。
一方、父親側は「訴状が届いていないのでコメントできない」としながらも、憔悴を隠せない様子だった。母親は「私を愛しているのなら私の写真を設定するはず」と怒りもあらわ。家族間の写真使用がどこまで認められるのか、司法判断への注目が高まっている。
毎朝新聞/燕