2005年04月

2005年04月04日

史上最古のロケットパンチか ギリシャ

ギリシャ・ミケーネで、クノッソス遺跡の発掘調査にあたっていた東応大考古学研究チームは、4日、史上最古と見られる人型兵器を発掘したと発表した。
この人型兵器と見られる石像は、紀元前1500年頃栄えたミケーネ文明期に製造されたものと推定されている。

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発掘された人型兵器(写真提供:東応大)

東応大の発表によれば、この石像が兵器であると推定された理由は、その失われた両腕にあるという。
発掘チーム主任の谷中高志助教授(兵器史学)は「原始的なロケットパンチだったのではないか。ただ、実戦で使用されたのか、訓練あるいは事故によるものかは分からない。」と分析する。

ロケットパンチとは、人の腕から先の部分を模した飛行兵器の総称で、最近では光子力研究所が開発したマジンガーZなどに搭載されていることでも有名。
殺傷力はそれほど高くないことから、局地防衛戦用兵器の有力な候補としてわが国の自衛隊も採用を検討する動きもある。

しかし、この石像の失われた部分が、仮にロケットパンチであるとしても、その殺傷力には疑問が残り、いわば儀礼・象徴的な兵器であったとの見方が有力であるようだ。
学会の一部からは「ではミロのヴィーナスもロケットパンチだったのか」と揶揄する声も上がっている。
こうした疑問の声に対し、東応大側は「この石像がいわゆるマジンガーZにあたると考えれば、ミロのヴィーナスはまさしくビューナスAといったところだ。」と切り返すなど、早くも激しい論争が起きそうな気配だ。

(考古ジャナール/燕)


at 18:30|Permalink でたらめニュース 

2005年04月03日

トイレの詰まりに強い味方登場

大手清掃道具販売・日本トイレエンターテインメント(本社・大阪)は、3日、トイレ詰まり対策器具「ドカン君」を発売した。
「ドカン君」は小型のバズーカを模した形状となっており、引き金を引くことで弾丸を発射する。
発射された弾丸が、便器内に小規模の爆発を発生させ、トイレの頑固な詰まりを解消するという。
弾丸の内部には少量の火薬と、排泄物を溶解させる酸性の薬品が含まれている。
但し、火薬と薬品の量は、使用者がトイレの詰まり具合に応じて自分で調整する仕組み。
適切な量を使用しなかった場合、詰まりが解消しなかったり、逆にトイレが木っ端微塵になる可能性も。
その為、「ドカン君」はトイレ清掃器具としては史上初のX指定(18歳未満使用禁止)商品となった。
購入の際は、免許証の提示などの年齢認証が必要となる。
また本体価格は19万8000円(税込)で、弾丸が15発付属する。替えの弾丸は、10発で4980円(税込)から。

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詰まり対策の最終兵器?!(提供:日本トイレエンターテインメント)

日本トイレエンターテインメントの佐藤博史社長は「頑固な詰まりを吹き飛ばす快感を味わってもらいたい。更に、ここだけの話だが、防犯道具としても使えるのでこれは売れるはず。」と新商品に強い自信を見せた。
商品には「人には向けないでください」と記されているものの、守る人がどれだけ居るか疑問の声も上がっている。
発売後、早速購入していった女性も「トイレの詰まり?そんなものに使うわけがない。」とピシャリ。
今後、「ドカン君」を使った悪質な犯罪が起きることのないよう祈るしかない。

(産敬新聞/燕)


at 12:17|Permalink でたらめニュース 

2005年04月01日

エイプリルフール 各地で被害相次ぐ

今日4月1日、全国各地でエイプリルフールによる被害が相次いで報告されており、内閣府は引き続き注意を呼び掛けている。
エイプリルフールは既に緊急中止が宣言されていたが、多くの人々はこれに従わず、他人を騙す事に専念している模様だ。
中には、エイプリルフールに乗じた悪質な犯罪まで発生しており、1日が終わるまで予断は許されない状況になっている。

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エイプリルフールに混乱する群衆(写真提供:AP通信)

東京都内・JR中野駅前にあるUJS銀行中野支店では、午後14時ごろ、バールのようなものを持った二人組みの覆面強盗が押し入った。
通報により駆けつけた警察官によって取り押さえられたが、犯人らは「エイプリルフールのシャレのつもりでやった。別にカッとなってはいない。盗むつもりは無かった」と供述、無罪を主張しているという。
警視庁では、エイプリルフールは単なる言い訳であると見て、犯行の動機を厳しく追及していく方針。
都内だけでも、エイプリルフールを言い訳にした同様な手口の犯行が3000件を越えており、警視庁は対策に追われている。

また、神奈川県久奈市に住むシステムエンジニアの男性(28)は、本当に4月1日が誕生日であるにも関わらず、誰にも祝ってもらえないという悲惨な事態に。
知人に連絡をとっても、「エイプリルフールだから」と一蹴され、辛い思いを味わったという。
男性は「今日が誕生日なのに、誰もプレゼントをくれなかった。ええい、冗談ではない。エイプリルフールが本当に恨めしい」と怒りを露にしていた。

こうしたエイプリルフール騒動を尻目に、予め自衛の手段を取っていた人々も居るようだ。
愛知県瀬戸市に住む自営業の女性(26)は「誰かに会ったり、ネットに繋いだりするから騙される。完全に引きこもれば騙されることはない」と語る。
この女性は、3月31日23時50分頃から、携帯電話・パソコン・テレビなどの電源を全て切り、1日の仕事も休んで完全に引き篭もり状態に突入。
5年前のエイプリルフールに、友人に手ひどく騙されて以来、毎年引き篭もってやり過ごすことにしているのだという。
女性は硬い表情のまま「もう、騙されたくはありませんから。嘘が全て悪いわけではないけれど、騙される人の立場も考えて」と、エイプリルフールのあり方に疑問を投げかけた。

内務省のまとめによると、2005年度のエイプリルフールによる被害総額はおよそ37億円にのぼると見られ、日本経済への影響が懸念されている。
また、これまでに怪我人などは出ていないが、精神的な苦痛を被った人の数は多数にのぼると予測されている。
ネットワークのインフラ整備による情報過多時代への突入に伴い、いかに「嘘」に向き合っていくかが問われているのではなかろうか。
「嘘を嘘と見抜く力」こそが、これからもっとも必要とされるスキルになるのかもしれない。
このエイプリルフール、嘘とは何か、真実とは何か、今一度真剣に考えてみる必要がありそうだ。

(大日本帝国新聞/燕)


at 17:59|Permalink でたらめニュース 

エイプリルフール緊急中止か 各国で混乱

例年エイプリルフールの主催にあたっている世界エイプリルフール連盟(WAA)は、1日深夜、ジュネーヴで緊急の記者会見を開催し、本年度のエイプリルフールを緊急中止することを明らかにした。

会見したシガッツ・バッカーノ連盟理事長は「日本政府のペイオフ全面解禁がもたらす金融情勢の緊迫化に伴い、四月馬鹿どころの話ではない。」と中止理由を説明。
また、「エイプリルフールによって引き起こされる混乱は経済的損失を伴い、世界市場に深刻な打撃を与えかねない」とも述べ、今回の緊急中止の正当性を強調した。

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会見するシガッツ理事長(写真提供:AP通信社)

しかし、同連盟の動きに対し「エイプリルフールの中止という発表そのものがエイプリルフールのネタではないのか」という推測の声も上がっており、状況は混乱を極めている。
会見は一方的なもので、質疑応答の時間なども設けられなかったため、エイプリルフール中止の決定の真偽は不明のまま。
一部のWebサイトなどでは「エイプリルフールを行うかどうかは個人の自由裁量に属する」として、既にエイプリルフール関連の記事をアップロードし始める動きも見られる。
他方、人権擁護団体などは、かねてから「四月バカという表現は差別的」であるとして、一貫してエイプリルフールの開催に反対してきた為、今回の中止発表に歓迎の姿勢を見せているという。

エイプリルフールに詳しいイェール大のソクラ・プラトーン教授(論理矛盾学)は「まさにうそつき男のパラドックスだ。嘘にせよそうでないにせよ、騒いだら負けかなと思っている」と分析する。
一連のエイプリルフール騒動に関し、国連および各国政府は、国民に対して冷静に対応するよう呼びかけているが、既に一部の大都市などでは混乱が発生しているという。
日本政府も1日午前0時半、外務省に緊急対策本部(本部長・麻生孝高等参事官)、首相官邸に連絡室を設置し、エイプリルフールに関する情報収集を開始した。

(InterNationalHorafukiTribune/Swallow・Seventeen)


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