2005年11月20日

日露首脳会談 平行線辿る

来日中のプーチン露大統領は、20日、官邸で小泉純一郎首相と首脳会談を行った。
会談では、来日の最大目的とされる、プーチン大統領の愛称に関する問題について話し合われたが、大きな前進は見られなかった。
小泉首相は、従来の姿勢を貫き、プーチン大統領の愛称はあくまで「ぷーちゃん」が適切と主張したが、プーチン大統領は「ぷーさん」の採用を主張し、議論は平行線を辿った。

会談はおよそ3時間半にも渡ったが、ロシア側は、愛称問題に関する合意が達成されるまで、北方領土やシベリア抑留者への賠償問題には立ち入らない姿勢を貫いた。
プーチン大統領の愛称を巡っては、就任当初から日露両国間で議論が絶えなかったが、両国首脳会談で議題に上るのは初めて。
ロシア側は一貫して「ぷーさん」の採用を要求しているが、これについては米ディズニー社が難色を示しており、日本政府も受け入れない方針を維持している。
元内務省の総元締めとして畏怖されるプーチン大統領は、「ぷーさん」の愛称を広めることで、恐怖イメージの緩和を図りたい狙いがあると見られる。

会談は明日夜7時半から再開されるが、このまま両者の主張が平行線を辿ることも十分に予想される。
両国間に課題が山積みとなっている今、大統領の愛称がそれほど重要な問題であるのか、疑問を呈する声もある。

▽田中貴彦・早稲田大学教授(国際政治学)の話

愛称問題で時間を無駄にすることは、両国の友好の妨げとなると共に、国民に対する背任ともいえる。
プーチン大統領には冷静な対応を望む。

(目本経済新聞/燕)


at 18:50│ でたらめニュース 
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