2005年11月04日

2005年度クリスマス 任意開催

2005年度のクリスマスについて、日本クリスマス安全基準委員会は、「任意開催」とすることを決定した。
任意という形ではあるが、クリスマスの開催が許可されるのは実に4年ぶり。
任意開催とは、クリスマスを祝うか否かを、個人の裁量にゆだねるもの。
また、祝う場合にも、あまりにも華美な形態や、他人に見せびらかすといった行為は規制の対象となる。

同委員会では、2001年から2004年に掛けて、独身者への配慮等を理由にクリスマスの開催を禁止する措置を取ってきた。
しかし、再開を望む声も強く、規制をかい潜ってでもクリスマスを祝おうとする者が多発していた。
こうした一連の動きに配慮した上で、今回の任意開催を認める方針に踏み切ったと見られる。

若林俊夫委員長は「あくまでも任意開催。公式クリスマスの再開のめどは立っていない」と話した。
また、渋谷・六本木など一部の都市を「規制解放特別区」として、男女カップルに開放することも明らかにした。
12月24日夕方から25日の朝方にかけて、カップルのみが立ち入ることができ、一旦入場すると、許可無く退出できない。
カップルを事実上の隔離措置に置くことで、クリスマスを独りで過ごす男女らに負担を掛けない狙いがあると見られる。

クリスマス再開を待ち望んでいた20代のカップルは「二人で堂々とクリスマスを祝える。こんなに嬉しいことはない」と頬を緩ませていた。
反面、「クリスマスプレゼントの代金を捻出するのが大変」「僕にとって彼女と過ごす毎日が特別な日。クリスマスの有無は関係ない」などと言った声も聞かれた。
今年も独りで過ごす予定だという男性(28)は「悔しいと思ったら負けかなと思っている」と話した。

(毎目新聞/燕)


at 17:28│ でたらめニュース 
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