2005年10月26日

ハラスメント増大 ツンデレと勘違い

日本ハラスメント問題研究所の調査によると、ここ半年間で、男性側の思い込みによるハラスメントが増大していることがわかった。
同研究所が発表したハラスメント白書によれば、女性側の冷淡な反応に対して、それが自分に対する好意を露にするのが恥ずかしいためだと思い込む男性が増えているという。
男性側のアプローチを、女性が本当に嫌がっているのに対し、男性側が「素直ではない」「照れているだけ」などと解釈するケースが多い。

こうした自体の背景には、いわゆる「ツンデレ」と呼ばれる女性像が、男性側に急速に浸透しつつあることがあるようだ。
「ツンデレ」とは、「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくるようなタイプ」とされる女性像。
最近になって、このツンデレの認識が高まったことから、女性側の冷淡な態度を「ツンデレ」と誤解するケースが目立っている。

同研究所の沢近絵里所長は「ツンデレは男性の妄想とまでは言わないが、そうそう居ないのではないか。現実の女性をしっかり見て」と話す。
一方、「ツンデレ」の産みの親とも言えるオタク層も、「現実の女性に手を出すことが、そもそもの間違い」と冷静に指摘する。
同研究所では、今後もハラスメント防止のため、研究を継続していく方針。

(目本経済新聞/燕)


at 18:34│ でたらめニュース 
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