2005年07月22日

バットでミサイル迎撃、改正自衛隊法が成立

日本に向けて発射された弾道ミサイルをバットで打ち返す手続きを定めた改正自衛隊法が22日の参院本会議で、自民、公明両党の賛成多数で可決、成立した。
これにより、今まで認められなかった「一本足打法」や「振り子打法」によるミサイルの打ち返しが可能となる。
また、金属バットに加えて木製のバットも許可されることになり、わが国のミサイル防衛の枠組みは大幅に拡大されたことになる。

ミサイルをバットで打ち返す構想については、精度の低さや、打ち返し要員の安全確保の困難さが指摘されてきたが、自民・公明両党が押し切った形となる。
わが国では、憲法9条により戦力の保持が禁止されているため、自衛のための戦力も持つことができないとされてきた。
そうした規制の中で、増大する北朝鮮のミサイル脅威への抑止策として唱えられてきたのが、バット打ち返し構想、いわゆる「BMD(Batting Missile Defense)構想」である。

ea6b0ea0.jpg

(BMD構想の概要)


今回初めてBMD構想が法律内に明文化されることで、わが国の防衛政策が大幅な変更を強いられることは必至だ。
現在、自衛隊では日本野球連盟の協力の下、ミサイルをバットで打ち返す訓練を実施しているという。
しかし、重さ数百トンとも言われるIBRD(大陸間弾道弾)をバット一本で打ち返すことは至難の業。
大リーガーを抱えるアメリカですら、BMD構想は早期に断念したとされている。

なお、一部市民団体からは「バットも戦力に当たる」として、使用差止めの請求を求める声も上がり始めている。
赤井人代・平和を愛するプロ市民の会代表は「バットでも割り箸でも何でも、自衛隊が持てばそれは戦力だ」と話す。

果たして、ミサイルの脅威からバット一本で国を護ることができるのか―――
強気な政府の答弁とは裏腹に、国民の間で不安は高まっている。

(産形新聞/燕)


at 17:00│ でたらめニュース 
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: