2005年07月05日

頭突きで備品壊す 3歳児を書類送検

4日、大阪ポストン美術館の備品を故意に損壊した容疑で、大阪府警が3歳の少年を書類送検していたことが明らかになった。
大阪府警によると、この3歳児が、ポストン美術館の庭に飾られているオブジェに頭突きをしたところ、大きなひびが入ったという。
3歳児に怪我は無かったが、オブジェの破壊は故意によるものとして、大阪府警は器物損壊の容疑で書類送検に踏み切った。

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(写真=備品を割った男児)


調べによると、この3歳児は「自分の石頭に自信があった。試せればなんでもよかった」と供述した。
警察官の質問にはハキハキとした様子で答え、「ついカッとなって割った。今は満足している」と反省する様子は見られないという。
本来、低年齢者が書類送検されるのは異例であるが、この3歳児は確信犯であることから、悪質化する少年犯罪に対する見せしめの意味もあると見られている。

少年の母親(25)は「まさか割れるとは思っていなかった」と驚きを隠せない様子。
事件に関しては「全て弁護士に一任しています」としたが、「元気な子に育ってくれて嬉しい」と笑顔を見せる場面もあった。
一見無責任とも取れるこうした言動に、親の管理責任を問うべきだとの声も上がっている。

一方、この事件は医学界にも大きな波紋を投げかける結果となった。
元来、形成過程にある3歳児程度の頭蓋骨では、大理石のような硬い物質を破壊することは不可能であるというのが通説とされてきた。
しかし、今回のケースによって、人体に秘められた更なる可能性が白日の下に晒される結果となった。
人体を研究する大阪大学医学部は、この男児に対して正式に研究の申し入れを行った。
男児の側も「自分の存在が医学の進歩に繋がるのなら、喜んで応じたい」と意欲を見せているという。

(毎目新聞/燕)


at 21:11│ でたらめニュース 
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