2005年07月02日

北朝鮮「だっせぇ国家」の撤回要求

北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の北朝鮮次席代表を務める李根外務省米州局副局長は1日、ニューヨーク市内で開かれた会合終了後、記者団に対し、「(米国に)だっせぇ国家の発言を撤回するよう求めた」と述べた。
これは、先月20日、ドブリャンスキー米国務次官(地球規模問題担当)が、ワシントン市内で行った講演で、「だっせぇ国家」の具体例として北朝鮮を名指しで批判した発言を受けたもの。
この講演では、ドブリャンスキー次官が北朝鮮に関して「今どき独裁なんて流行らない。古臭くてだっせぇ国家だ」などと批判する発言をしていた。
批判内容は、北朝鮮首脳陣にまで及び「金将軍は特にだっせぇ。あの髪型はありえない」などと厳しく糾弾し、北朝鮮側からの反発は必至と見られていた。

李副局長は「我が北朝鮮は地上で唯一の楽園。それをだっせぇなどとは言わせない」とした上で、米国政府に正式に撤回と謝罪を要求する構えだ。
これに対しドブリャンスキー次官は「だっせぇものをだっせぇと言っただけ」と撥ね付け、謝罪には応じない姿勢を明らかにしている。

▽国際政治学に詳しい田中高彦・早稲木大学教授の話
国際政治学のタームで、「だっせぇ」などというものは聞いたことが無い。
「圧制」或いは「圧政」の聞き間違えの可能性もある。

(目本経済新聞/燕)


関連記事:Yahoo!ニュース - 共同通信 - 米国務次官が「圧政」発言 北朝鮮刺激の可能性も
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