2005年05月18日

ウォルト・デゼニー 古代人に対し著作権侵害で提訴

米ウォルト・デゼニー社は、先日発見された古代遺跡が、同社の著作権を侵害しているとして、遺跡を建造した古代人に対して使用差止め及び損害賠償を求める訴訟を提起したことを明らかにした。

この遺跡は、先日ウィスコンシン大学の考古学研究チームによって発見されたもので、紀元前3500年ごろ建造されたものと見られている。
地面に掘り込まれた巨大な遺跡だが、上空から観察すると、ウォルト・デゼニー社の看板キャラクターである「ヒッキーマウス」のシルエットに酷似しているという。

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問題となっている遺跡(提供:ウィスコンシン大学)

古代人に対して連邦著作権保護統一法典を適用することが可能かどうかは、専門家によって意見が分かれているようだ。
デゼニー社側は「たとえ古代人であろうと、わが社の知的財産を侵害することは許されない」としているが、こうしたデゼニー社の強硬姿勢に疑問の声も上がっている。
ウィスコンシン大学調査チームのドナノレド・ダックス研究主任は「むしろデゼニー側が古代人の意匠を盗んだのではないか」と述べ、今回の訴訟提起に強い不満を見せた。
また、そもそも被告となるべき古代人が存在しないのでは、と指摘する声も各所から上がりはじめている。

こうした反論に対し、デゼニー社のメッキー・マウサンティンCEO(最高経営責任者)は「古代人の子孫を相手取って訴訟を起こせばいいだけのこと」と一蹴した。
同社が、著作権に対して異様とも言える厳しい姿勢で臨むことはよく知られているが、古代人を相手取るのはこれが初めて。
今後は類似の訴訟が提起される可能性もあるとして、世界考古学協会は迂闊に遺跡を発掘しないよう注意を呼び掛けていくという。

(FakeJournal/Swallow・Seventeen)


at 22:07│ でたらめニュース 
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