2005年04月17日

あの有名キャラクターがホラーに

【ニューヨーク17日】人気キャラクター「PENGU」が、日米共同製作でホラー映画化されることが明らかになった。
PENGUは世界各国で人気を博しているペンギンのキャラクターだが、映画に出演するのはこれが初めてとなる。
メガホンを取るのは、ホラー映画「輪具」などを手がけた田中秀夫監督(58)で、映画のタイトルは「PENGU THE HORROR ?積もり逝くエンゲル係数?(仮題)」

ストーリーは、ある日友人からアニメのビデオを借りた主人公が、ビデオを再生すると、ブラウン管の中からペンギンが突如現れるというもの。
PENGU演じるこのペンギンは、主人公に対して「餌を食べさせなければお前をつつき殺す」などと脅し、主人公は仕方なくペンギンを養う破目になる。
しかし、このペンギンの食欲たるや凄まじく、エンゲル係数が恐るべき勢いで上昇してゆき、主人公の財布が日増しに軽くなってゆくといういわば経済ホラーもの。
突如として降りかかった災厄に苦悩する主人公が、ペンギンを通じて現代の食品産業に追い詰められてゆく様を、克明に描き上げている。

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映画のワンシーン(提供:ALOワーナー)

田中監督は「現代の生活様式が、たった一匹のペンギンによって脆くも崩壊してゆく過程に注目してほしい。PENGUがいつあなたの家に来てもおかしくないのだ」と語り、撮影に意欲を見せた。
主役を演じるPENGUさんも「僕自身の可愛いキャラクターという固定イメージを崩して、新しい自分を見つけることができたと思う。先輩である貞子さんには大変お世話になった」と挨拶、会場の笑いを誘っていた。
「PENGU THE HORROR ?積もり逝くエンゲル係数?」は来年春、全世界で同時公開される予定。

(Fakeジャーナル/燕)


at 15:56│ でたらめニュース 
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