2005年02月23日

駆け込み乗車防止に新システム JR東海

JR東海は、23日、多発する駆け込み乗車を防止する為の新システムの採用を検討していることを明らかにした。
このシステムは、車両の扉の合わせ目を鋸状にすることで、駆け込もうとする乗客に威圧感を与える仕組みになっている。
実際に挟まれると、命に別状はないものの、かなりの重傷を負う可能性がある。

既に東海道線の一部車両で試験的な運用が行われているが、JR東海の統計によれば、採用前と比較して、駆け込み乗車が約3割ほど減少したという。
他方、挟まれた乗客の数も、1ヶ月で約350人にのぼる見通し。うち200人が長期入院を必要とする重傷を負った。
問題は、乗客からの評判が極めて悪い事だが、JR東海側は「乗客の評判よりも安全こそが大事なこと。駆け込み乗車の問題性を認識して頂く一助になれば。」と採用に前向きの姿勢を示す。
この扉に挟まれ、全治2ヶ月の重傷を負ったという会社員の河豚田益男さんは「挟まれた時は、痛いやら恥ずかしいやらでパニックになった。いくら何でも許せない」と怒りを露にする。
JR東海に対し、治療費及び採用の中止を求めて訴訟を起こすことも辞さないという。
こうした動きに対し、JR東海の浜名社長は「挟まれたくないなら、駆け込まなければいいのに」と切り捨てた。


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導入予定の新型扉(四菱工業提供)

(厨日新聞/燕)

at 17:19│ でたらめニュース 
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