2005年01月23日

映画館の注意書きに女性団体が抗議

東京都練馬区の映画館が表示している注意書きの内容が、男女差別的な内容であるとして女性団体の抗議を受けていた事が明らかになった。
この注意書きは、劇場内への不法侵入防止を呼び掛けるもので「塀をのりこえたりくぐったりすると 男の子は頭がわるくなり、女の子はブスになります」という内容のもの。
この映画館に対し、NGO「女性の明後日を考える会」が正式に抗議を申し入れて注意書きの撤去を求めた。

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上の写真は、実際に掲示されている注意書き。

利用客から特に抗議を受けた事は無く、行政による指導もこれまで無かったという。
同映画館の支配人は「軽い気持ちで書いたものが、まさか抗議を受けるとは思わなかった。」と戸惑いを隠せない様子。
NGO団体の田縞陽子代表は「男の子が頭が悪くなるというのに対して、女の子がブスになるというのは、明らかにジェンダー(性差)の表れ。女性を容貌だけで評価しようという姿勢の表れに他ならない。」と怒りを隠せない様子だった。
抗議を受けた映画館は、代替策として「男の子も女の子も頭が悪くなる」という内容と「男の子も女の子も顔がまずくなる」という内容を考案したが、いずれを採用するかで紛糾しているという。

at 19:43│ でたらめニュース 
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