2005年01月22日

サグラダ・ファミリアで悪質な悪戯

スペインのバルセロナにあるサグラダ・ファミリア教会が、何者かによって捻じ曲げられるという悪質な悪戯の被害に遭っていた事が明らかになった。
1月17日の午後22時の時点では異常は確認されなかったが、翌朝6時頃に司祭の一人が教会の異変に気付いたという。

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写真は、事件直後に撮影されたサグラダ・ファミリア教会の様子(BP通信提供)。

地元警察によると、塔は非常に強大な力で捩じ曲げられているものの、亀裂などは全く入っていないという。
事件当時中には誰も居なかったため、怪我人などは出ていない。
捜査に立ち会ったという建築専門家は「大雑把なように見えて、実に繊細な犯行。建築に造詣の深い者の手による犯行ではないか。」と分析する。
修復方法は現在検討中だというが、地元民や観光客からの評判は思いの他悪くないという。
元来この教会は、著名な建築家であるアントニオ・ガウディの未完の作として有名だが、今日でも職人による伝承や大まかな外観のデッサンなどの残された資料を元に時代毎の建築家がガウディの設計構想を推測するといった形で現在も建設が行われている。
従って、今回の"悪戯"も、何らかの意匠に基づいた"建築の続行"の一つとして捉えるべきだとの声もある。
修復には高度な技術と莫大な費用がかかると推測される事から、現状維持という可能性も極めて高いようだ。

サグラダ・ファミリアに通い続けて三十数年になるというホセ・カレーライスさんは「建物自体に柔らか味が出てきたと思う。悪くない。」と満更でもない様子だった。
24日にはUNESCO(国際連合教育科学文化機関)が立ち入り調査を実施する。

(InternationalHorafukiTribune/Tsubame)

at 22:05│ でたらめニュース 
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