2005年01月04日

携帯メールに「猫接近」 発信器付き首輪開発

埼玉県山田市のペット用品メーカー「猫大巣機」(根子守木社長)が、家猫や野良猫に発信器付きの首輪を付け、猫好きに近づいたら、携帯電話にメールで知らせるユニークなシステムを開発した。有史以来、世界中で人里に猫が出没し、猫好きが興奮を抑えきれないことから、人と猫の交流用として考えた。今春にも販売する予定。

装置の名前は「ねこだいすき」。首輪はキルト製で、直径約8センチ。猫が15メートル以内に近づくと、首輪の発信器から出る信号に受信器が反応。受信器から携帯電話に「猫接近」を知らせるメールが送られる仕組みだという。着信と同時に「仔猫物語」のテーマが流れる。

利用者は、主に猫好き或は猫アレルギー保持者などを想定。写真撮影の失敗回避や、猫による晩のおかず被害防止を狙っている。

値段は一セット(受信器一台と発信器付き首輪三つ)で19800円以内になる予定。
発信器は猫が簡単に取り外さないようマタタビでコーティング。

街の猫好きは「猫を見つけてもすぐに逃げられて哀しい思いを幾度もした。これがあれば、もう二度とあんな辛い思いをしなくてすむ。」と嬉しそう。

根子社長は「猫は単体で行動するので、首輪を一匹に付ければすむというものではない。行政とも連携をはかって、全ての猫に取り付けたい。」と話している。

at 23:41│ でたらめニュース 
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